お魚

鹿児島1日目:市場食堂で感動的なお刺身とカマの塩焼きに出会う!九州の醤油は甘い!?

熊本からの大移動の後は、待ちに待ったお昼ご飯タイムー!

訪れたのは、鹿児島市中央卸売市場魚類市場内にある「市場食堂 城南店」さんです!(漢字がめっちゃ続いてゲシュタルト崩壊起こしそう!笑)

田原坂&鹿児島中心部 1日満喫プラン!
  1. 「田原坂西南戦争資料館」で歴史を学ぶ!
  2. 「市場食堂」で最高のお刺身定食とカンパチのカマ焼きに舌鼓!
  3. 「桜島」周辺をドライブして記念写真をパシャリ!
  4. 世界文化遺産登録の「名勝 仙巌園」でたどる日本近代化の軌跡!
  5. 「鹿児島中央駅」で大きな白熊に挑戦!頭キーン!
  6. 「鹿児島県庁」からの夜景で締める!

ナビの設定要注意!青果市場ではなく魚類市場に向かうべし!

焦らなくて大丈夫!青果から魚類は20分くらい!

美味しさレポートの前に一つだけ注意点を!それは、ナビの設定です!

「鹿児島市中央卸売市場」には青果市場と魚類市場との2つがあります。ただし、美味しい海鮮が食べられるのは「魚類市場」のみです!!

(青果市場にもいくつかレストランはありますが、あまり魚推しではありません!、、、当たり前か。笑)

地図で見るとこんな感じ!

というわけで、ナビには、必ず「魚類市場」をセットしましょう!

私たちは、鹿児島市中央卸売市場、としか入力しなかったせいか、間違えて青果市場に行ってしまいあたふたしましたー!(そもそも2個あることを知らなかったという。。汗)

地元民向け市場食堂でとれたての魚に舌鼓!

訪れたのは、魚類市場内の「市場食堂 城南店」さん!ラストオーダーの14:30までにぎりぎり間に合いました!

鮮度抜群!どれを食べても美味しいお刺身定食!

私はお刺身定食 1500円を頼みました!きれいなお刺身がたくさん並んでおります!

あーーーまた食べたい!!美味しすぎた。。

アップでもどうぞ!笑

きびなごちゃん、きれい。。

名産のきびなごのお刺身はもちろん、「首折れサバ」もあります!

首折れサバは、漁獲後に首を折り、一瞬で千貫を行い氷水で冷やしたサバのこと。明治時代に生まれた技法だそうですが、鮮度が落ちるのが早いサバの鮮度を保つための工夫だそう。

その効果は見た目にも味にも如実に表れておりました!!見て新鮮、食べて新鮮!!

サバのお刺身のみが盛られている首折れサバ定食 1200円もありました!

しかし、お刺身定食にも首折れサバは数切れ入っているので、無類のサバ好きということでなければいろいろ食べられるお刺身定食がおすすめです!

ちなみに!

地元のお客さんも普通に来るので、ラーメン、チャーハン、カレーなど普通の食堂にあるようなメニューもあります!(美味しいお魚を毎日食べている地元の方にとっては普通のメニューが欲しい日もあるんだろうなー!)

脂乗りが最高!カンパチのカマはやっぱり美味しい!

夫が頼んだのは、カンパチのカマの塩焼き定食 1000円!こんがり焼けた見た目によだれが止まらないーーー!

お願いだからもう一度食べさせてください。。いい子にしますから!!笑

アップでもどうぞPart2!笑

でーん!

こんなにおいしいカマは久しぶりです!!脂の乗りが最高だし、塩加減も最高!ご飯がバクバク進みます!(人のものなのに勝手に食べ続ける私!笑)

もうこれ以上は身がないぞ!と言えるくらいまでほじりました(笑)

九州の醤油が甘い理由は?

歴史的背景が関係ある!?

熊本でも驚いたのですが、鹿児島も醤油が甘い!正直なところ、東京では馴染みのない甘い醤油にちょっと舌がついていけませんでした。。汗

普通の醤油の横に置かれていたお刺身醤油はより甘い!ことに気付いて二度びっくり!笑 

どうしてこんなに違うんだろう、と単純に疑問に思って調べてみました!

1つめは歴史的背景によるもの。

江戸時代にオランダとの交易で砂糖が持ち込まれ、鹿児島県奄美地方でサトウキビの栽培が盛んに。地理的に、砂糖が比較的入手しやすかった九州では砂糖文化が根付き、より甘い料理が好まれるようになったという説。

一方で、砂糖は外貨を稼ぐ重要な商品だったため、すぐそばで栽培されているものが口にできないことも普通だったそうな。そのため、甘い料理でもてなすことは薩摩の最高のステータスとして認知されているという説。

つまり、生産地が近く砂糖が入手しやすかったから、または、砂糖は貴重なもので憧れとしての甘さが今も残っているから、という歴史的背景が考えられるそう。

気候風土が関係ある!?

2つ目は気候風土の違いによるもの。

九州は暖かい気候であるため、寒冷地に比べれば余計に汗をかきやすく、不足した塩分と糖分を補うために、甘辛い料理が好まれ甘口の醤油が受け入れられるようになったという説。

また、暑さで食べ物が傷みやすいことからワサビやお酢を多用することになり、甘口醤油のほうが合うと考えられたことから始まったという説。

もっと塩分が強くなるなら直感的に理解できるのですが、そこで甘みも足したの!?と少しだけ腹落ち感が弱かった。。笑

焼酎文化が関係ある!?

最後は、九州、特に南九州と言えば焼酎!ということで、辛口の焼酎に甘い肴が合う、というところから甘い醤油が好まれるようになったという説も。。

お酒が全く飲めない私にはお酒と食事のマリアージュを楽しめる日は訪れないのですが、こちらは、なるほど!となりましたー!

醤油だけじゃない!?

じつはお味噌汁も甘いなーと感じていたんですよ!

そしたらやっぱり、よく使われるのは「麦みそだから甘め、っていう情報がありました!醤油だけでなく味噌などの調味料も甘いんですね!

(上記に記載した通り、甘い理由が醤油に限定されるような背景ではなかったので納得でした!)

こうやって土地の食べ物を通して新たな情報を仕入れられるのがとても楽しいです!美味しい食事で身も心も大満足!!

では、今日もこだわって行こう!

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