- 「田原坂西南戦争資料館」で歴史を学ぶ!
- 「市場食堂」で最高のお刺身定食とカンパチのカマ焼きに舌鼓!
- 「桜島」周辺をドライブして記念写真をパシャリ!
- 世界文化遺産登録の「名勝 仙巌園」でたどる日本近代化の軌跡!
- 「鹿児島中央駅」で大きな白熊に挑戦!頭キーン!
- 「鹿児島県庁」からの夜景で締める!
桜島を見ながらドライブ!
今日は鹿児島市側から見る桜島を堪能!(明日は垂水市(東側)から見たり実際に桜島に行ったりする予定!)

仙巌園に向かう道中でもきれいに桜島を見ることができるスポットがいくつかありました。地形も開けているのと高い建物が少ないのとで、割とどの角度からも桜島がよく見えました!
車を停めて桜島を眺められる場所もちらほらと!写真をたくさん撮って満足した後、仙巌園へ向かいまーす!
仙厳園で島津斉彬公の生活を知る!
仙巌園ってなーに?
恥ずかしながら鹿児島を訪れるまでは知らなかった場所でした。。
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の撮影場所としても使われていたんですね!
薩摩藩島津家別邸「名勝 仙巌園」は鹿児島にある日本を代表する大名庭園、世界文化遺産です。
桜島を望む雄大な庭園に加え、殿様が暮らした御殿があり、お食事やお土産物の施設も充実している鹿児島の観光名所です。
また隣接地には、島津家に関する史料を展示する博物館「尚古集成館」や、薩摩切子の製造を見学できる工場もあります。
仙巌園公式サイト
もうとにかく美しいの一言です。
きれいに整備された園の中には見どころもたくさん!歩くだけでも気持ちの良い素敵な場所で、歴史の勉強もできて最高でした!
1500円のチケットで御殿も必ず見よう!最低2時間は確保して!
仙巌園への入館料は1000円ですが、御殿への入館もセットにすると1500円になります!(ちなみにJAF割はなし!笑)
御殿は島津斉彬公の生活を垣間見ることができる場所なので、ぜひ1500円の方のチケットを購入することをおすすめします!!
また、仙巌園はとても広いのでたっぷり時間をかけて見てください!

庭園や庭園から見える桜島など美しい景色を見ながら散歩し、御殿や尚古集成館、お土産物屋さんや薩摩切子工場などを全部見るとしたら、2時間では足りません!
ちなみに園内にはきれいなレストランもあるのでお食事も可能です!
私達は2時間ちょっと過ごしたけれど、閉館時間になってしまって薩摩切子工場は見られなかったし、尚古集成館も駆け足での見学となってしまいました。
3時間くらいかけてゆっくり堪能するのがおすすめです!

いざ御殿へ!
美しい園内を歩いて御殿に到着!

入ってすぐのお部屋に大河ドラマで使用された衣装が並んでいました!御殿内には着物を着た女性がいて、御殿について色々と教えてくれます!

こちらは謁見の間!美しい薩摩切子が並んでいます!

こちらはお風呂です!

こちらは御殿内にあった池!

庭園から見える桜島!うつくしいいいいい!

陶器で出来た珍しい釘隠し!
御殿内には様々な形を釘隠しがあります!御殿建築では釘隠しや引手金具など細かい意匠の違いによって部屋ごとの格式を表現するそうです。
中でも珍しいとされるのは、島津斉彬公のお部屋に用いられている陶器でできた釘隠し!桜島大根がモチーフになっているそうで、他の黒い釘隠しとは大きく異なります!(かわいい!)

両棒餅(ぢゃんぼ餅)はJAFでもらおう!笑
園内には、鹿児島の郷土菓子のひとつである両棒餅(ぢゃんぼもち)が食べられるお店があります!
ぢゃんぼ餅は、甘辛いとろみのタレがかかったお団子!みたらし団子と同じ味でした!一つのお餅に串が二本刺さっていて、「両棒」餅とかいて「ぢゃんぼ」餅と読みます。

普通のみたらし団子のように一つの串に何個もお団子が刺さっているのではなく、楕円のお団子が一つだけ、というスタイルです!
名前の由来を調べてみると、「両棒(ぢゃんぼ)」は方言で「武士の大小の刀」を意味し、2本の竹串を刀に見立ててこの名がつけられたそうです。
そこまでジャンボではない(大きくない)けどなーと思っていたのですが、意味が違いました(笑)
仙巌園の売店でJAFカードを見せると4本入のパックを無料でいただけます!その場で食べることもできれば、パックのままお持ち帰りもできるので、その時の気分にあわせてどうぞ!
尚古集成館で日本近代化の歴史を知る!
仙巌園の中には「尚古集成館」という建物もあります!
尚古集成館は、現存する最古の洋風工場建築物で、2015年には「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として、世界文化遺産に登録されています。

当時は機械工場として利用されていたそうですが、現在では「集成館事業」の歴史や島津家そのものについて学ぶことができる博物館になっています。
幕末、薩摩藩主島津斉彬は、西欧諸国のアジア進出に対応し、軍事のみならず産業の育成を進め、富国強兵を真っ先に実践しました。
それら事業の中心となったのが、磯に建てられた工場群「集成館」です。
その地に慶応元(1865)年に竣工した機械工場は、重要文化財となっており、現在内部は島津家の歴史・文化と集成館事業を語り継ぐ博物館「尚古集成館」として親しまれています。
株式会社島津興業 尚古集成館
「集成館事業」とは、富国強兵・殖産興業をめざした薩摩藩主島津斉彬によって,磯地区に建設された日本初の洋式工場群「集成館」を中心とした近代化事業の総称のこと。(知らなかった!!汗)
しかし、この集成館事業、1858 年の島津斉彬公が急逝した後、一旦は縮小されてしまったそう。。しかし、 1863 年の薩英戦争では、整備してあった砲台や大砲が威力を発揮し、薩摩藩はイギリス艦隊と互角に戦ったとのこと。
薩摩藩は欧米列強との力の差に気づき、島津斉彬公が訴えていた近代化の重要性を再確認。イギリスやオランダの文化・技術を導入し、再び集成館事業を再開した、とのことでした。
時代の先読み力のすごさ・重要さを実感できるエピソードですね。
そして「島津」は島津興業や島津建設など様々な事業を行うグループとして現代にもその名が知られているという!(すごい。。)
おまけ:仙厳園横のスタバがおしゃれー!
最後に、仙巌園横のスタバはものすごくおしゃれです!
島津家ゆかりの登録有形文化財「旧芹ヶ野島津家金山鉱業事業所」を改装して2017年にオープンしたそう。
私達は中に入って見学しただけでしたが、とても雰囲気がありましたー!(買わんのかい!笑 お腹いっぱいだったんだよ。。)

魅力あふれる仙巌園についてお届けしました!ここを訪れなければ鹿児島を訪れた意味が半減すると行っても過言ではありません!笑
では、今日もこだわって行こう!