妊娠・出産・子育て関連サービスの確認
横浜市の提供サービスはこちら!
横浜市のサイトでは、妊娠・出産のページ、子育て支援・相談のページと別れていますが、共働き世帯でフル活用できそうなサービス5つをピックアップしてみました!
申し込み方法がオンラインと窓口で異なったり、事前に提供事業者の開催する説明会に参加する必要があったりとルールが異なります。。
保育園も含めて並行して作業を進めていたので、予定の管理や必要な手続きをメモしていかないと混乱しました…
本記事では、「2.横浜市産後母子ケア事業(ショートステイ・デイケア)」と「3.横浜市産後母子ケア事業(訪問型母子ケア)」の2つについてまとめていきます!
「1.産前産後ヘルパー派遣事業」については下記をどうぞ!
横浜市産後母子ケア事業
情報を整理してみました!
横浜市のWebサイトでは、ショートステイ・デイケア、訪問母子ケアの2つに分けて説明されています。
しかし、それぞれ利用方法が異なるので、利用時間の短い順に「訪問母子ケア、デイケア、ショートステイ」の順で3つに分けて情報を整理してみました!
内容 | 訪問母子ケア | デイケア | ショートステイ |
---|---|---|---|
サービス概要 | 外出が困難な状況にある方の居宅に直接助産師が訪問し、授乳・育児等の様々なアドバイスを受けながら育児方法を学ぶことができる場を提供 | 産後に心身の不調がある方や育児に不安がある方を対象に、助産師などのアドバイスを受けながら育児方法を学ぶことができる場を提供 | |
具体的なケアの内容 | ・ 産婦の心身の健康管理、生活面の相談及び指導 ・授乳方法 ・乳房手当、乳房トラブルケア ・スキンケア ・在宅での子育てに関する相談及び指導 ・その他必要とする保健指導 | ・お母さんのケア:健康管理や乳房ケアなど ・赤ちゃんのケア:発育や発達のチェック、体重や排便のチェックなど ・育児の指導、相談:授乳や沐浴方法、育児相談など | |
対象者 | 市内に住民登録がある、利用日時点で生後4か月未満の乳児及びその母親 | ||
以下のいずれかに該当する方。 (1)産後に心身の不調又は育児不安等がある方 (2)家族等から十分な支援が受けられない方 | 以下の全てに該当する方。 (1)産後に心身の不調や育児不安がある方 (2)サービス利用時に母子ともに治療中の疾患がない方 | ||
利用可能期間 | 出産日から4か月未満 ※追記 R7年より、訪問型母子ケアのみ4か月未満から1年未満に期間が延長されました!! | ||
利用時間 | 月~金曜日 9時~17時 | 1日9時~17時 (8時間、昼食付) | 1泊2日から 9時~翌17時 (昼食2回・夕食・朝食付) |
利用料 | 1回1500円 (90分程度) | 1日2000円 | 1泊2日6000円 (その後1日追加ごとに3000円) |
利用上限 | 3回まで | 7日間まで | |
訪問者・利用施設の調整 | 区役所側 | 区役所側(事前相談・面接の内容から判断) | |
申請タイミング | 出産後(出産前は不可) | ||
申請方法 | 郵送orオンライン | 事前に利用相談・面接を実施後、出産後に区役所で申請書を直接提出 | |
キャンセル期限 | 利用日前日の17時までに訪問助産師に連絡 | 利用日の2日前の17時までに利用予定施設特約書に連絡 | |
注意事項 | 医療行為・緊急対応は不可 | 入院加療が必要な方の利用は不可 |
私は、ショートステイの相談・面接のみを妊娠中に行いました!(早め早めの対応がMyルール!笑)
妊娠中でも出産後でも相談・面接は可能ですが、平日のみです!出産後の場合は利用希望の2週間前までとの記載がありました!
ショートステイの利用申し込み方法と利用までの流れの詳細はこちら!

相談・面接の際に、サービスの概要を直接色々とお伺いしてみましたが、個人的には申請許可のハードルは、①訪問母子ケア、②デイケア、③ショートステイ順で低い印象を受けました!
(どのサービスも状況によっては利用できない可能性があり、特にデイケアとショートステイは施設側の都合を鑑みた区役所側の調整が結構ありそうな印象です!)
注意点!産前産後ヘルパー事業との違いは?
まず、どのサービスも出産後からしか手続き(申請)ができません!
そして、訪問者や利用施設も自分で選択するのではなく区役所側で最終調整されることにご留意を!
これらは「1.産前産後ヘルパー事業」とは異なるルール(出産前から申請可能、自分で事業者を選択)なのでご注意ください!
さらに、訪問母子ケアは申請書を郵送またはオンライン申請が可能で区役所への直接訪問が不要なのに対し、デイケア・ショートステイは区役所での事前面接+直接申請が必要です!
類似点としては、訪問母子ケア・デイケア・ショートステイのいずれも「決定通知(利用承認または不承認の通知)」が送付されてくる点です!
参考:リーフレットもちゃんと用意されています!
妊娠がわかって母子手帳をもらいに行った際にいただいたリーフレットでこのサービスを知りました!
イラスト付きで分かりやすいので是非こちらも参考にされてください!
「2.横浜市産後母子ケア事業(ショートステイ・デイケア)」はこちら
「3.横浜市産後母子ケア事業(訪問型母子ケア)」はこちら
本記事を書いているのは臨月真っただ中なので、申請時や利用時の感想はまた記載したいと思います!(そんな余裕あるかな…?笑)
追記:実際に利用してみての感想!(2025年3月現在)
個人的にはショートステイ・デイケアは1度きりの利用で終了、訪問型母子ケアは3回分フルで利用しとても満足でした!
ショートステイ・デイケア
対応してくださった区役所の方や利用施設の助産師さんはとても優しく丁寧で、個人的には良い経験になりました!
しかし、利用で得られるメリット<<デメリットとなり、デイケアを一度利用するのみでした。
メリットは、心身ともにボロボロになりがちな産後すぐの時期をプロに支えてもらえること!
利用したデイケアでは、11:00から16:00くらいまで、施設の一部屋を私と子供の専用で使わせてもらうスタイルでした。
9:00-17:00で利用可能なものの実際はこのくらいの時間帯で利用される方がほとんどだそうです。
子供の沐浴や私の胸のマッサージをしていただき、色々な相談にも乗っていただきながら、お昼・おやつまでいただきました!

しかし、何より利用までのハードルが高いことがデメリット。。
(市のホームページには詳細な利用ステップ・ルールの記載がなく、下記は利用時に判明。。)
- 区役所と電話で希望日程を伝達・利用施設を相談(家から近いところを提案されます)
- 区役所が施設側と事前調整
- 利用者に区役所から利用可能施設と日時を再連絡
- 利用申請書を区役所に直接提出
という流れが必要です。
一度利用した施設でも利用の度に書類提出が必要で、キャンセルや日時変更でも書類提出が必要です(現時点では申請時同様に利用時もオンライン未対応)。
同施設であればまとめて予約を取ることもできます(しかし、一度利用してみないと雰囲気がわからないので初回から一気に予約するのは難しいと思いました)。
また、近くの施設は大人気で1か月以上先の予約しか取れず、電車+バスで40分以上かかる施設は1週間後でも利用可能でしたが、まだまだ経験値の浅い母親には移動のプレッシャーが大きくすぎて断念。
すぐ予約できる施設が近くにあるかどうかというのも使いやすさを決める一つになるので、まずは区役所に電話することから始まります!
また、月齢の浅い子供を連れて行くまでの当日準備が大変なこと、慣れない環境で授乳やおむつ交換行う別の緊張や疲れを感じたこと等、私の場合はよく眠れた!リフレッシュできた!という感じにはあまりなりませんでした。
総合的に考えて、まだ育児経験の浅い状況で利用するにはハードルが高く、デイケア・ショートステイ共にはこれ以上は利用しないことにしました。
訪問母子ケア
このサービスは本当に使いやすく、困ったときにすぐ助けていただけたのでありがたかったです!
ショートステイやデイケアと違い、辛いときに家に来てくれることが何よりもありがたかったです。
利用上限は3回ですが、ショートステイ・デイケアくらい回数を増やしてほしいなと心から思いました!
利用時は区役所ではなくコーディネーターさんに電話をして、希望日時や希望助産師さんを伝えると、助産師さんから直接電話がかかってくるというスタイルでした。
最たる寝不足時は電話で人と話すのもきついかもしれませんが、申請時同様、利用時にも区役所に行く必要はありません!
私は、母乳育児が軌道に乗らず悩んでいた生後2週間、乳腺炎で体調を崩した生後2か月、3か月と3回フル活用しました!
いずれも電話をした翌日から数日後の予約が可能ました(デイケアで利用した施設の助産師さんが訪問母子ケアのリストにも会ったので、きていただきました)!
産院の1か月検診や、区の助産師さん訪問、デイケアを間に入れながら、2~3週間ごとに助産師さんに相談できるリズムを意図的に作れたのがとても良かったです!
助産師さんによってアドバイスが異なり困惑するという経験をするかもしれませんが、自分に合う助産師さんを見つけたらその方にずっとお願いするのも方法の一つです!
(不安で色々調べたり、色々なアドバイスを聞きすぎて、益々どうしたらよいかわからなくなってしまうこともあると思うので!)
以上が個人的な感想でした!
それでは、今日もこだわっていこう!